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医院方針
なるべく長く時間をとり、十分に話をお聴きします
患者さんは体がだるい、疲れやすい、よく眠れない、気分が落ち込むなどの悩みを抱えていらしていますので、困っていることを少しでも軽くしたいという思いで診療しています。そして、少しでも変化を感じて帰ってもらえるように努めています。
初診の方や必要な方には、なるべく時間を長くとって、十分にお話を聴いていきます。明らかな精神的変調があれば、薬による治療を優先させますが、薬だけに頼ることなく、精神療法やカウンセリングも行っていきます。
抑うつ状態等で休養が必要な場合には、休んで療養してもらうこともあります。
私について
大学病院や総合病院など、いろいろな形態で精神科診療をしてきました
私が医師の道を志したのは、そもそも精神医学を学ぶためでした。高校生の時に個人的な悩みから自分について知りたくなり、精神医学の本を読み始めたのがきっかけです。
医学部卒業後は、大学の精神医学教室に入局し、研究(精神薬理学)と大学病院での診療に従事しました。その後も精神科病院や総合病院などで診療を重ねてきました。2005年の当クリニック開院前は、京都第一赤十字病院の心療内科で責任者を務めていました。
さまざまな形態の病院で培ってきた経験を今の診療に活かし、これからも地域のメンタルヘルスに貢献していきたいと思います。そして、現代のストレス社会に顕著な適応障害や、今後ますますの高齢化社会を見据えた認知症の診療に力を入れていきます。
患者さんへの思い
患者さんの声は一言ももらさず、本当の気持ちに耳を傾けます
私は患者さんにとって話しやすい医師でありたいと思い、一言ももらさず患者さんの声に耳を傾けるよう心がけています。今の状態や思いを確認しながら、患者さんの本当の気持ちを少しずつクリアにして、共有していきます。そのため、患者さんの言葉を一つひとつ丁寧に確認したり、聴き返したりしながら進めていきます。
中でも初診の方は特に緊張されていますので、リラックスしてもらえるように、例え話も用いながらお話ししています。例えば、「部屋が散らかっているのに、全然片付ける気がしない」というお悩みがあるとします。その際は、「山登りも頂上を見るといやになってしまうけど、足もとを見て、一歩ずつ進めば知らぬ間に山頂に着きますよ」などとお伝えします。そういう例えの引き出しをなるべく多く持つように心がけています。
私が京都のこの地域に来て約20年、開院して約15年がたちました。これからも地域の方々の役に立てるような診療に努めていきたいと思います。